![]() マーカ構造およびマーカ構造を形成する方法
专利摘要:
本発明は、基板の、また基板上に設けられた光学アライメント用のマーカ構造に関する。マーカ構造は、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面とを有する。第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件を決定する。マーカ構造は、追加の構造をさらに有する。追加の構造は、マーカ構造の製造中に離隔距離を修正するように構成されている。さらに本発明は、そのようなマーカ構造を形成する方法に関する。 公开号:JP2011507229A 申请号:JP2010536868 申请日:2008-12-05 公开日:2011-03-03 发明作者:ハレン,リチャード,ヨハネス,フランシスカス ヴァン;アンゲロヴァ ドイチェヴァ,マヤ;ムサ,サミ;ラルバハドーシング,サンジャイ;ワーナール,パトリック 申请人:エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ.; IPC主号:H01L21-027
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 [0001] 本願は、2007年12月5日に出願された米国特許仮出願第60/996,784号の利益を主張するものであり、この特許出願を、参照によりその全体を本明細書に組み込む。] [0002] [0002] 本発明は、基板の、また基板上に設けられた光学アライメント用のマーカ構造、そのようなマーカ構造を形成する方法、そのようなマーカ構造を備える基板上でパターン付きビームを露光するように構成されたリソグラフィ投影装置、および、そのようなマーカ構造を備える基板をリソグラフィ投影装置内で位置合わせする方法に関する。] 背景技術 [0003] [0003]リソグラフィ装置は、基板上に、通常は基板のターゲット部分上に所望のパターンを与えるマシンである。リソグラフィ装置は、たとえば集積回路(IC)の製造に使用することができる。その例では、マスクまたはレチクルとも呼ばれるパターニングデバイスは、ICの個々の層上に形成するべき回路パターンを生成するために使用することができる。このパターンは、基板(たとえばシリコンウェーハ)上のターゲット部分(たとえばダイの一部、1つのダイ、またはいくつかのダイを含む)に転写することができる。パターンの転写は、一般に基板上に与えられた放射感応性材料(レジスト)の層上に結像することによって行われる。一般に、単一の基板は、網状の隣り合うターゲット部分を含むことになり、これらのターゲット部分が次々とパターニングされる。既知のリソグラフィ装置は、ターゲット部分上に全パターンを一度に露光させることによって各ターゲット部分が照射される、いわゆるステッパと、放射ビームによってパターンを所定方向(「スキャン」方向)にスキャンし、一方、基板をこの方向と平行または逆平行に同期してスキャンすることによって、各ターゲット部分が照射される、いわゆるスキャナとを含む。基板上にパターンをインプリントすることによりパターニングデバイスから基板へパターンを転写することも可能である。] [0004] [0004]リソグラフィ装置を使用するデバイス製造方法では、歩留まり、すなわち正しく製造されるデバイスの割合における重要な要素が、形成済みの層に対して層をその範囲内でプリントする精度である。これはオーバーレイとして知られており、オーバーレイエラーバジェットは、しばしば10nm以下となる。そのような精度を達成するために、基板を、転写されるマスクパターンに対して非常に高い精度で位置合わせすべきである。] [0005] [0005] 現在、アライメントマークおよび/またはオーバーレイターゲットは、それぞれのマークの位相深さを考慮することなしに、バックエンド(back end of line)金属層内に画定される。チップ製造者が使用する層厚さは、設計によって固定されており、アライメントマーク性能の改善に有利なように変更することが極めて困難である。場合によっては、典型的な位相深さの値が、低い信号強度しか示されないようなものであり、そのため、十分正確なアライメント測定を実施するのがより困難になる。そのような場合には、位置合わせが実施されるとき用いる波長を切り替えることにより、性能を改善することができる。しかし、そのような波長切替えが常に可能なわけではなく、十分でないおそれがある。さらに、マークは、位置合わせ後の位置が位相深さばらつきに対して非常に敏感な状態で働く可能性がある。これもまた、正確な位置合わせを妨げるおそれがある。] 発明が解決しようとする課題 [0006] [0006]修正することができる位相深さ条件を有するマーカ構造を提供することができることが望ましい。] 課題を解決するための手段 [0007] そのために、本発明の一実施形態は、基板の、また基板上に設けられた光学アライメント用のマーカ構造において、 − 第1のレベルにある第1の反射表面と、 − 第2のレベルにある第2の反射表面であって、第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件を決定する、第2の反射表面とを備え、 マーカ構造の製造中に離隔距離を修正するように構成されている追加の構造をさらに備えるマーカ構造を提供する。 [0007] 一実施形態では、本発明は、そのようなマーカ構造を基板上で形成する方法であって、 − 基板を用意すること、 − 基板上に第1の層を設け、間にトレンチを有する一連のラインの周期構造を含む第1のパターンを第1の層内で作成すること、 − 第1の層内の第1のパターンの上部上に第2の層を設け、第1の層内の一連のラインが現れるまで第2の層を研磨すること、 − ある波長の放射に対して反射性である第3の層を、第2の層の上部上に設けることを含み、 第2の層の厚さが、一連のラインの上部上の第3の層の表面と、間にあるトレンチの底部における第3の層の表面との間で、ある離隔距離が確立されるように選択される方法をさらに提供する。] [0008] [0008] 一実施形態では、本発明は、そのようなマーカ構造を基板上で形成する方法であって、 − マーカ構造の第1の反射表面として働くようにある波長を有する放射に対して反射性の表面側を有する基板を用意すること、 −電気絶縁層である第1の層を基板の反射性の表面側に設け、第1の層内で追加の構造を作成すること、 − その中に追加の構造を備える第1の層の上部上に、充填材料を含む第2の層を設けること、 − 実質的に平坦な表面を形成するように、追加の構造が現れるまで第2の層を研磨すること、 − 実質的に平坦な表面の上部上に第3の層を設け、マーカ構造の第2の反射表面として働くようにある波長を有する放射に対して反射性のエレメントを含む周期構造を備える第1のパターンを、第3の層内に設けること を含む方法をさらに提供する。] [0009] [0009] 一実施形態では、本発明は、 −放射ビームをもたらすように構成された照明システムと、 − 放射ビームにその断面でパターンを与えるように働くパターニングデバイスを支持するように構成されたサポート構造と、 −基板を保持するように構成された基板テーブルと、 −パターン付きビームを基板上で露光するように構成された投影システムと、 − パターニングデバイスの位置に対する基板の位置を検出するように構成された基板アライメントシステムであって、前記基板が、少なくとも1つの上述のマーカ構造を備える、基板アライメントシステムと を備えるリソグラフィ投影装置をさらに提供する。] [0010] [0010] 最後に、一実施形態では、本発明は、基板をリソグラフィ投影装置内で位置合わせする方法であって、リソグラフィ投影装置が、 −放射ビームにその断面でパターンを与えるように働くパターニングデバイスを支持するように構成されたサポート構造と、 − 基板を保持するように構成された基板テーブルと、 −パターン付きビームを基板上で露光するように構成された投影システムと、 − 少なくとも1つの光源、センサデバイス、およびプロセッサを備え、パターニングデバイスの位置に対する基板の位置を検出するように構成された基板アライメントシステムと を備えており、基板アライメントシステムによって実施される方法において、 − 上述のマーカ構造を狙う少なくとも1つのアライメント放射ビームを送ること、 − マーカ構造から反射された光信号を検出すること、 − 基板の位置をセンサデバイスに関連付ける情報を含むアライメント情報を光信号から決定すること を含む方法を提供する。] 図面の簡単な説明 [0011] [0011] 次に、例示にすぎないが、本発明の諸実施形態について、対応する参照記号が対応する部分を示す添付の概略図面を参照して述べる。 [0012]本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置の概略図である。 [0013]位相深さの概念を例示するための、既知のマーカ構造の概略横断面図である。 [0014]トレンチが間にある一連のラインを含む周期パターンを有するマーカ構造の一例の横断面の概略図である。 [0015]マーカ位相深さの関数としての、nmを単位とする位置合わせ後位置偏差(Aligned Position Deviation/APD)の典型的なグラフである。 [0016]APDに対する約±5nmの位相深さばらつきの影響の概略図である。 [0017]位相深さφ1を有するマーカ構造に関するAPDに対する約±25nmの位相深さばらつきの影響の概略図である。 位相深さφ2を有するマーカ構造に関するAPDに対する約±25nmの位相深さばらつきの影響の概略図である。 [0018]位相深さφ1を有する、基板上に設けられた第1のタイプのマーカ構造の横断面図である。 修正された位相深さφ2を有する、基板上に設けられた第1のタイプのマーカ構造の横断面図である。 [0019]位相深さφ1を有する、基板上に設けられた第2のタイプのマーカ構造の横断面図である。 [0020]修正された位相深さφ2を有するマーカ構造の概略横断面図である。 修正された位相深さφ3を有するマーカ構造の概略横断面図である。 [0021]位相深さφ1を有する、基板上に設けられた第3のタイプのマーカ構造の横断面図である。 修正された位相深さφ2を有する、基板上に設けられた第3のタイプのマーカ構造の横断面図である。 [0022]位相深さφ1を有する、基板上に設けられた第4のタイプのマーカ構造の横断面図である。 修正された位相深さφ2を有する、基板上に設けられた第4のタイプのマーカ構造の横断面図である。] 実施例 [0012] [0023]図1は、本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す。この装置は、 −放射ビームB(たとえばUV放射またはEUV放射)を調節するように構成された照明システム(イルミネータ)ILと、 −パターニングデバイス(たとえばマスク)MAを支持するように構築され、あるパラメータに従ってパターニングデバイスを正確に位置決めするように構成された第1ポジショナPMに接続されるサポート構造(たとえばマスクテーブル)MTと、 −基板(たとえばレジストコートウェーハ)Wを保持するように構築され、あるパラメータに従って基板を正確に位置決めするように構成された第2ポジショナPWに接続された基板ホルダ、たとえば基板テーブル(たとえばウェーハテーブル)WTと、 − 基板Wの目標部分C(たとえば1つまたは複数のダイを含む)上にパターニングデバイスMAによって放射ビームBに与えられたパターンを投影するように構成された投影システム(たとえば屈折投影レンズシステム)PSとを備える。] 図1 [0013] [0024]照明システムは、放射の誘導、整形、または制御を行うために、屈折型、反射型、磁気型、電磁型、静電型または他の型の光学コンポーネント、またはそれらの任意の組合せなどの様々な型の光学コンポーネントを含むことがある。] [0014] [0025]サポート構造は、パターニングデバイスの重さを支持する、すなわち支える。サポート構造は、パターニングデバイスの向き、リソグラフィ装置の設計、および、たとえばパターニングデバイスが真空環境中に保持されるか否かなどの他の条件に依存したやり方で、パターニングデバイスを保持する。サポート構造は、機械技術、真空技術、静電技術または他のクランプ技術を使用して、パターニングデバイスを保持することができる。サポート構造は、たとえばフレームまたはテーブルであってもよく、これは、必要に応じて固定されても、または可動であってもよい。サポート構造は、パターニングデバイスが、たとえば投影システムに対して所望の位置にあることを保証することができる。本明細書での「レチクル」または「マスク」という用語の使用はどれも、より一般的な用語「パターニングデバイス」と同義であると考えることができる。] [0015] [0026] 本明細書で使用される「パターニングデバイス」という用語は、基板のターゲット部分にパターンを作成するなどためにパターンを放射ビームの断面に与えるように使用することができる任意のデバイスを意味するものとして、広く解釈されるべきである。放射ビームに与えられたパターンは、基板のターゲット部分の所望のパターンに正確に対応していないことがあることに留意されたい。たとえばパターンが位相シフトフィーチャまたはいわゆるアシストフィーチャを含む場合が、そうである。一般に、放射ビームに与えられたパターンは、集積回路などのターゲット部分に作られる、デバイスの特定の機能層に対応する。] [0016] [0027]パターニングデバイスは、透過型でも、反射型でもよい。パターニングデバイスの例には、マスク、プログラマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルがある。マスクは、リソグラフィにおいて公知であり、マスクには、バイナリ、レベンソン型(alternating)位相シフト、およびハーフトーン型(attenuated)位相シフトなどのマスクタイプ、ならびに様々なハイブリッドマスクタイプがある。プログラマブルミラーアレイの一例は、小型のミラーのマトリックス配列を使用しており、ミラーをそれぞれ、入射する放射ビームを様々な方向に反射するように個々に傾動することができる。傾動されたミラーにより、ミラーマトリックスによって反射された放射ビーム内にパターンが付与される。] [0017] [0028] 本明細書で使用される「投影システム」という用語は、使用される露光放射に適した、または液浸液の使用もしくは真空の使用など、他の要因に適した、屈折光学システム、反射光学システム、反射屈折光学システム、磁気光学システム、電磁光学システム、および静電光学システム、またはそれらの任意の組合せを含む、任意のタイプの投影システムを包含するものとして、広義に解釈すべきである。本明細書において、「投影レンズ」という用語を使用している場合、より一般的な用語である「投影システム」と同義語と見なすことができる。] [0018] [0029] 図に示されているように、この装置は、透過型(たとえば透過型マスクを使用した)タイプの装置である。別法としては、この装置は、反射型(たとえば上で参照したタイプのプログラマブルミラーアレイを使用した、あるいは反射型マスクを使用した)タイプの装置であってもよい。] [0019] [0030]リソグラフィ装置は、2つ(デュアルステージ)以上の基板テーブル(および/または複数のマスクテーブル)を有するタイプの装置であってもよい。このような「マルチステージ」マシンの場合、追加テーブルを並列に使用することができ、あるいは1つまたは複数の他のテーブルを露光のために使用している間、1つまたは複数のテーブルに対して予備工程を実行することができる。] [0020] [0031]リソグラフィ装置は、投影システムと基板との間の空間を満たすように比較的高い屈折率を有する液体、たとえば水によって基板の少なくとも一部を覆うことができるタイプとすることもできる。液浸液は、リソグラフィ装置の他の空間、たとえばマスクと投影システムとの間に適用することもできる。液浸技法が当技術分野では投影システムの開口数を増大させることでよく知られている。本明細書で使用されるとき「液浸」という用語は、基板などの構造が液体中に沈められなければならないことを意味せず、むしろ液体が露光中に投影システムと基板との間に置かれていることを単に意味する。] [0021] [0032]図1を参照すると、イルミネータILが、放射源SOから放射ビームを受け取る。放射源およびリソグラフィ装置は、たとえば、放射源がエキシマレーザであるとき、別々のものとすることができる。そのような場合には、放射源は、リソグラフィ装置の一部を形成しているとは見なされず、放射ビームが、たとえば適切な誘導ミラーおよび/またはビームエキスパンダを備えるビームデリバリシステムBDを用いて、放射源SOからイルミネータILに渡される。別の場合には、たとえば放射源が水銀ランプであるとき、放射源をリソグラフィ装置の一部とすることができる。放射源SOおよびイルミネータILは、必要に応じてビームデリバリシステムBDと共に、放射システムと呼ぶことができる。] 図1 [0022] [0033]イルミネータILは、放射ビームの角度強度分布を調整するアジャスタADを含むことができる。一般に、イルミネータの瞳面内の強度分布の少なくとも外側および/または内側半径範囲(通常、σ−outer、σ−innerとそれぞれ呼ばれる)を調整することができる。さらに、イルミネータILは、インテグレータINおよびコンデンサCOなどの様々な他のコンポーネントを含むことができる。イルミネータを使用して、断面内に所望の一様性および強度分布を持つように放射ビームを条件付けすることができる。] [0023] [0034]放射ビームBは、サポート構造(たとえば、マスクテーブルMT)上で保持されているパターニングデバイス(たとえば、マスクMA)上に入射し、パターニングデバイスによってパターニングされる。放射ビームBは、マスクMAを横切って、投影システムPSを通過し、投影システムPSは、ビームを基板Wのターゲット部分C上に集束する。基板テーブルWTは、第2のポジショナPWおよび位置センサIF(たとえば、干渉計デバイス、リニアエンコーダ、または容量センサ)の助けにより、たとえば、様々なターゲット部分Cを放射ビームBの経路内で位置決めするように、正確に移動することができる。同様に、第1のポジショナPMと(図1には明示的に図示されない)別の位置センサを使用し、マスクMAを、たとえばマスクライブラリから機械的に取り出した後で、またはスキャン中に、放射ビームBの経路に対して正確に位置決めすることができる。一般に、マスクテーブルMTの移動は、第1のポジショナPMの一部を形成するロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)の助けにより実現することができる。同様に、基板テーブルWTの移動は、第2のポジショナPWの一部を形成するロングストロークモジュールおよびショートストロークモジュールを使用して実現することができる。(スキャナではなく)ステッパの場合には、マスクテーブルMTをショートストロークアクチュエータだけに接続することも、固定とすることもできる。マスクMAおよび基板Wは、マスクアライメントマークM1、M2、および基板アライメントマークP1、P2を使用して位置合わせすることができる。図の基板アライメントマークは、専用のターゲット部分を占有しているが、ターゲット部分間の空間内に位置してもよい(これらは、スクライブレーンアライメントマークとして知られる)。同様に、複数のダイがマスクMA上に設けられる状況では、マスクアライメントマークは、ダイ間に位置してもよい。] 図1 [0024] [0035] 図示の装置は、下記のモードのうちの少なくとも1つで使用することができる。] [0025] [0036] 1.ステップモードでは、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは基本的に静止状態に保たれるが、一方で、放射ビームに与えられた全パターンは一度にターゲット部分Cに投影される(すなわち、単一静的露光)。次に、異なるターゲット部分Cが露光されるように、基板テーブルWTはX方向および/またはY方向にシフトされる。ステップモードでは、露光フィールドの最大サイズによって、単一静的露光で像が形成されるターゲット部分Cのサイズが制限される。] [0026] [0037] 2.スキャンモードでは、放射ビームに与えられたパターンがターゲット部分Cに投影されている間に、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは同期してスキャンされる(すなわち、単一動的露光)。マスクテーブルMTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの拡大(縮小)および像反転特性によって決定されることがある。スキャンモードでは、露光フィールドの最大サイズによって、単一動的露光でのターゲット部分の(非スキャン方向の)幅が制限されるが、スキャン移動の長さによってターゲット部分の(スキャン方向の)縦幅が決定される。] [0027] [0038] 3.他のモードでは、マスクテーブルMTは、プログラマブルパターニングデバイスを保持して基本的に静止状態に保たれ、そして基板テーブルWTは、放射ビームに与えられたパターンがターゲット部分Cに投影されている間、動かされるか、スキャンされる。このモードでは、一般に、パルス放射源が使用され、そしてプログラマブルパターニングデバイスは、基板テーブルWTの各移動の後で、またはスキャン中に連続した放射パルスの間で、必要に応じて更新される。この動作モードは、先に言及したような型のプログラマブルミラーアレイなどのプログラマブルパターニングデバイスを使用するマスクレスリソグラフィに容易に応用することができる。] [0028] [0039] 上述の使用モードの組合せおよび/または変形、またはまったく異なる使用モードを使用することもできる。] [0029] [0040]位置センサIFは、典型的には、レーザなど光源(図示せず)と、基板Wまたは基板ステージWTなど測定されるオブジェクトに関する何らかの情報(たとえば、位置、アライメントなど)を決定するための1つまたは複数の干渉計とを備える。光源(レーザ)は、1つまたは複数のビームマニピュレータによって干渉計に送られるメトロロジービームMBを生成することができる。複数の干渉計が存在する場合、たとえばメトロロジービームを干渉計ごとに様々な別個のビームに分割する光学系を使用することによって、メトロロジービームを干渉計間で共用することができる。] [0030] [0041] さらに、図1では、テーブルWT上の基板Wをパターニングデバイス、たとえばマスクテーブルMT上のマスクMAと位置合わせするための基板アライメントシステムMSが概略的に示されている。基板アライメントシステムMSは、基板テーブルMTに近接する例示的な場所に示されている。基板アライメントシステムMSは、基板W上の1つまたは複数のマーカ構造、たとえば基板アライメントマークP1を狙う光ビームを生成する少なくとも1つの光源と、マーカ構造から反射された光信号を検出する少なくとも1つのセンサデバイスとを備える。さらに、基板アライメントシステムMSは、マーカ構造から反射され少なくとも1つのセンサデバイスによって検出された光信号からアライメント情報を決定するように構成されたプロセッサを備える。アライメント情報は、センサデバイスに対する基板の位置に関する情報を含む。基板アライメントシステムMSの場所は、リソグラフィ投影装置の実際のタイプと共に変わる可能性がある設計条件によって決まることに留意されたい。] 図1 [0031] [0042]図2は、位相深さの概念を例示するための、既知のマーカ構造の横断面図を概略的に示す。光学マーカ構造は、典型的には、周期パターン、すなわち波長λを有する入射放射を回折するのに適した周期性Pを有する回折格子1を備える。回折格子は、間にトレンチ5を有する一連のライン3からなる。トレンチ5は、ライン3の上面に対する深さdtを有する。回折格子1の周期性Pは、ライン幅WLおよびトレンチ幅WT、すなわちP=WL+WTで構成される。] 図2 [0032] [0043]図2では、波長λを有する放射ビーム7a、7bが、回折格子1が設けられている基板の表面に対して実質的に直交する方向で、回折格子1に向かって送られる。別法として、入射する放射ビームを非直交に傾けて使用することができる。図の回折格子1は、いわゆる位相格子である。放射ビーム7a、7bは、図2に2つの入射する放射ビーム7a、7bに関して概略的に示されているように、この位相格子上で回折され、回折された放射ビームレット9a、9bを生じ、各回折されたビームレット9a、9bは、基板の表面に対する回折角θを有する。] 図2 [0033] [0044]回折されたビームレット9a、9bが、たとえばセンサデバイス内の感応性スクリーン上に投影されたとき、いわゆる回折パターン、すなわち放射強度最大値および最小値を交互パターンで含むパターンが現れる。この回折パターンでは、強度最大値および最小値の位置が回折格子1の周期性によって支配される。] [0034] [0045]回折格子1から十分な回折された放射を得るために、また明確な回折最大値および最小値を有する、すなわち回折パターンを背景放射より高くするのに十分な回折パターンを得るために、回折格子1は、入射する放射ビーム7a、7bによって最小限の数のライン3および間にあるトレンチ5が照明されるべきである。] [0035] [0046]回折されたビームレット9a、9bの強度は、さらに、ライン3の上面に対するトレンチ5の深さdtによって決定される。回折された放射のある方向では、ライン3の上面で回折された放射ビーム7、およびトレンチ5の底部において回折された放射ビーム7a、7bは、その方向でこれらの放射ビーム間の正の干渉を得るために、周期性Pとは独立して、ある位相関係を必要とする。ライン3の上面に対するトレンチ5の深さdtは、正の干渉が発生することになるようなものとすることができる。しかし、別の深さdtが、前述の干渉を負にする可能性がある。後者の場合には、放射ビームレット9a、9bの強度の減衰が発生することになる。散乱された放射ビームの強度と、ライン3の上面に対するトレンチ5の深さdtとの間の依存性を、位相深さ条件と称する。] [0036] [0047] 次に、図2を参照すると、位相格子によって引き起こされる回折パターン内の干渉は、以下のように推定することができる。第1の放射ビームを形成する第1の組の光子、図2では左の放射ビーム7aは、ライン3の上面上で反射する。同時に、第2の放射ビームを形成する第2の組の光子、図2では放射ビーム7bは、トレンチ5の底部において反射する。回折角θによって示されている所与の方向で強度最大値または最小値が発生することになるかどうか判定するために、ライン3の上面から始まる光子とトレンチ5の底部から始まる光子の位相差を、伝播フロントPFで比較する。この位相差が実質的にゼロであるとき、強度最大値が存在する。この位相差が半波長であるとき、最小の強度が発生する。] 図2 [0037] [0048]集積回路などを形成するために半導体基板の処理ステップにおいてその基板を位置合わせするために使用されるマーカ構造は、概して様々な変形にさらされる。そのような変形の結果として、位相深さ条件は、製造中に変化する可能性がある。] [0038] [0049]図3は、トレンチ5が間にある一連のライン3を含む周期パターン1を有するマーカ構造の一例を示す。トレンチ5の底部の向きは、ライン3の上面の向きに対して平行でない。換言すれば、マーカ構造1の位相深さdtは、明確でない。したがって、マーカ構造のところで放射ビームが当たったとき回折される、+1および−1の回折次数から構成される空間像が、明確なマーカ構造に関するその位置に対してシフトされる。その結果、そのようなマーカ構造上で実施されるアライメント測定はアライメント位置エラーをもたらすことになり、これはオーバーレイの増大に通じるおそれがある。そのようなアライメントエラーが大きすぎると、マーカ構造1は、使用不能として認定される可能性がある。最悪の場合のシナリオでは、歩留まりがごくわずかになるため、基板全体がIC処理中に不合格にされる。したがって、位相深さ変動によって引き起こされるアライメント位置偏差による歩留まり低下の機会を最小限に抑えることが望ましい。] 図3 [0039] [0050]図4aは、マーカ位相深さ、すなわちあるタイプの周期構造に関する、nmを単位とするマーカ構造の典型的な位相深さの関数としての、nmを単位とする位置合わせ後位置偏差(APD)の典型的なグラフを示す。様々なタイプの依存性が可能であることを理解されたい。図4aに、また図4b〜4dに示されているグラフは、前述の依存性に関する問題を例示するためのものにすぎない。] 図4a 図4b 図4c 図4d [0040] [0051]図4aのグラフでは、それぞれφ1、φ2によって示されている2つの位相深さが考慮されている。マーカ構造は、一般に、位相深さを考慮することなしに、BEOL(back−end of the line)層内に画定される。IC製造者によって処理レシピ内で使用される層厚さは、一般に、設計によって固定されており、アライメントマーカ構造性能の改善に有利なように変更することが極めて困難である。図4aに概略的に示されているケースでは、位相深さφ1を有するマーカ構造の場合のAPDが、位相深さφ2を有するマーカ構造の場合のAPDより著しく大きい。] 図4a [0041] [0052] さらに、図4bに概略的に示されているように、位相深さφ1を有するマーカ構造は、明らかに、位相深さφ2を有するマーカ構造より位相深さばらつきに対して敏感な状態で働く。図4bは、APDに対するする約±5nmの位相深さばらつきの影響を概略的に示す。すなわち、望むように、グラフ内の位相深さφ1、φ2の周りの破線が、マーカ構造位相深さの変動に関係する。わかるように、APDのばらつきは、位相深さφ2の場合より位相深さφ1に関してはるかに大きい。] 図4b [0042] [0053]位相深さばらつきがより大きい、たとえば約±25nmである場合、位相深さφ1を有するマーカ構造に関する状況を示す図4cに概略的に示されているように、アライメント位置偏差は符号が逆になる可能性さえある。位相深さのばらつきが同様に増大しても、位相深さφ2を有するマーカ構造の場合には、図4dに概略的に示されているように、アライメント偏差の偏差に対して限られた影響があるにすぎない。] 図4c 図4d [0043] [0054]大きなAPDは、プロセス補正によって補正することができるが、APDの変動は、このようにして補正することができない。特に、重大な可能性として図4dに概略的に示されているように、APDの符号が逆になる場合には、プロセス補正は不可能である。したがって、APD変動を最小限に抑えることが望ましい。] 図4d [0044] [0055] 最小限に抑えることは、より良好な位相深さを開始点として選択することによって実施することができる。たとえば、図4a〜4dでは、位相深さφ2の方が、位相深さφ1より良好な開始点として働く。これは、好都合な波長を選択することによって行うことができる。しかし、この最小化技法は、しばしば限られた数の波長しか使用することができないため制限される。その結果、波長選択による最小化は、常に満足の行く結果をもたらすわけではない。本発明の実施形態では、APD変動の最小化をさらに最適化することを可能にする方法が提示される。] 図4a 図4b 図4c 図4d [0045] [0056]位相深さばらつきがアライメント位置偏差に対して、したがってIC処理におけるオーバーレイに対して限られた影響を有するように準備するために、基板の光学アライメント用のマーカ構造の実施形態は、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面とを備え、第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件を決定するだけでなく、マーカ構造が追加の構造をさらに備える。この追加の構造は、マーカ構造の製造中に離隔距離を修正するように構成されている。] [0046] [0057] 本発明についてさらにわかりやすくするために、望ましくない位相深さφ1が、本発明の一実施形態によるマーカ構造、すなわち望ましい位相深さφ2、または適用可能な場合φ3を有するマーカ構造を形成するように修正されるマーカ構造のいくつかの実施形態について論じる。] [0047] [0058]図5a、5bは、それぞれ望ましくない位相深さφ1、および望ましい位相深さφ2を有する、基板50上に設けられた第1のタイプのマーカ構造の横断面図を示す。このマーカ構造は、トレンチ53が間にあるライン51の周期パターンを備える。充填材料55の層が、トレンチ53の側部および底部を覆っている。ライン51もトレンチ53も、反射性の層57で覆われている。] 図5a [0048] [0059] その結果、図5aに概略的に示されているマーカ構造は、第1のレベル、すなわちトレンチ53の底部における反射性の層57の表面の上部レベルにある第1の反射表面と、第2のレベル、すなわちライン51の上部上の反射性の層57の表面の上部レベルにある第2の反射表面とを備える。第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件、すなわち位相深さφ1を決定する。] 図5a [0049] [0060]図5bでは、マーカ構造が追加の構造をさらに備える。この実施形態では、追加の構造は、充填材料の追加の層である。わかりやすくするために、追加の構造は、左のトレンチ内で概略的に示されている。点線の輪郭の外側の層は、図5aに概略的に示されているマーカ構造に使用されている層厚さに対応する。点線の輪郭の内側の層は、追加の構造に対応し、符号59によって示されている。充填材料は、タングステンまたはポリシリコンとすることができる。充填材料の追加の層がある結果として、第1のレベルが第2のレベルに対して高くなり、マーカ構造の位相深さ条件を修正する、すなわち、図5bでは位相深さを位相深さφ2に向かって減少させる。] 図5a 図5b [0050] [0061]図5bに示されているマーカ構造は、以下のように製造することができる。最初に基板50を用意する。続いて、第1の層を基板上に設け、第1の層内で第1のパターンを作成する。第1のパターンは、ライン51およびトレンチ53の前述の周期構造を含む。次いで、第2の層55を、第1の層内の第1のパターンの上部上に設ける。第2の層55は、充填材料の層である。充填材料は、タングステンまたはポリシリコンを含むことができる。第2の層55は、図5aのマーカ構造内の充填材料の層の厚さを位相条件の所望の減少量に対応する厚さだけ増大したものに対応する所定の厚さを有する。元の位相深さφ1が100nmであり、一方、700nmの位相深さφ2が望ましいと考えられる場合、第2の層の望ましい厚さは、元のマーカ構造内に存在する充填材料の層の厚さをφ1とφ2との位相深さの差、すなわち1000−700=300nmだけ増大したものに対応する。続いて、第2の層55を、たとえば化学的機械的研磨(CMP)によって、第1の層内の第1のパターンが現れるまで研磨する。最後に、第3の層57を第2の層55の上部上に設け、第3の層57は、ある波長の放射に対して反射性である。第3の反射性の層57は、金属層とすることができ、アルミニウム(Al)、ポリシリコン(poly−Si)、または、タングステン(W)もしくはタングステンと窒化ケイ素(W+Si3N4)のようなビットラインスタックでの使用に適した材料を含むことができる。] 図5a 図5b [0051] [0062] この実施形態では、第2の層55の厚さが、確立される位相深さを決定する。すなわち、前記第2の層55の厚さは、一連のライン51の上部上の前記第3の層57の表面と、間にあるトレンチ53の底部における第3の層57の表面との間で、ある離隔距離が確立されるように選択することができる。] [0052] [0063]図5aに示されている元のマーカ構造内のものに比べて増大された第2の層55の厚さは、その構造を研磨するために必要とされる時間の増加により、処理時間の増加をもたらすことになる。しかし、位相深さ条件が改善されるにつれてオーバーレイエラーが減少し、場合によっては、基板上で製造されるIC構造の歩留まりが改善される。当然ながら、一実施形態では、位相深さ条件の改善は、第2の層55の層厚さを削減することによって達成することもできることを理解されたい。] 図5a [0053] [0064]図6aは、望ましくない位相深さφ1を有する、基板50上に設けられた第2のタイプのマーカ構造の横断面図を示す。図6b、6cは、修正された位相深さ条件、すなわち、それぞれ位相深さφ2および位相深さφ3を有する同様のマーカ構造の横断面図を概略的に示す。この場合も、マーカ構造は、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面とを備える。しかし、この実施形態では、第1の反射表面と第2の反射表面は、異なる層内に位置する。第1の反射表面は、基板50の上面である。第2の反射表面は、反射性のエレメント63を備えるパターン付きの層61の上面に対応する。今度はマーカ構造を測定するために使用される放射に対して実質的に透過性である、酸化ケイ素のような誘電媒体内に埋め込まれている第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が、やはり位相深さ条件、すなわち位相深さφ1を決定する。マーカ構造は、以下で述べるように、第2の反射表面の上部上にいくつかの追加の層65、67をさらに備えることができる。] 図6a 図6b [0054] [0065] 異なる位相深さ条件、すなわち図6bにおける位相深さφ2、または図6cにおける位相深さφ3を得るために、マーカ構造は、追加の構造69をさらに備える。追加の構造69は、第1の反射表面と第2の反射表面との間に配置される。追加の構造69は、第2の反射表面によって、上方からマーカ構造上に入射する放射から遮蔽される。追加の構造69は、少なくとも1つの充填キャビティ71、すなわち、たとえばトレンチのように、または集積回路構造の一部となる場合、コンタクトホールもしくはビアのように形作られた明確な構造を備える。図6bでは、各追加の構造69が複数の充填キャビティ71を備える。キャビティ71のサイズおよび/または数は、図6bおよび図6cに概略的に示されているように、位相深さ条件に対して影響を及ぼす。図6cに示されている実施形態における充填キャビティ71の数は、図6bでの実施形態における充填キャビティの数より多い。その結果、位相深さφ2は、位相深さφ3より大きい。位相深さの差は、CMPに対する、基板50とパターン付きの層61との間の層内の材料の材料特性の変化により、充填キャビティのサイズ/および数に関係し、これについては下記でより詳細に論じる。] 図6b 図6c [0055] [0066]キャビティ71は、タングステンまたはポリシリコンのような充填材料で充填することができる。] [0056] [0067]図6b、6cに示されているマーカ構造は、以下のように製造することができる。最初に基板50を用意する。基板50の上面は、第1の反射表面として働く。続いて、第1の層75を基板50上に設け、第1の層75は、透過性の電気絶縁層である。第1の層75において、追加の構造69、すなわち1つまたは複数の充填キャビティ71を作成する。これは、当業者には知られているように、コンタクトホールおよび/またはビアの作成と同様の仕方で行うことができる。追加の構造が設けられた第1の層75の上部上に、第2の層を設ける。第2の層は、充填材料を含む。第2の層の材料が、第1の層75内に作成されたキャビティ71を充填する。「充填材料」は、タングステンまたはポリシリコンを含むことができる。充填キャビティ71がある結果として、第1の層の研磨抵抗が弱くなる。引き続きチップ構造を構築することができるように実質的に平坦な表面を得るために、第1の層75内の追加の構造69が現れるまで、第2の層を研磨する。一実施形態では、研磨技法としてCMPが使用される。そのような場合には、研磨抵抗は、材料の異なる硬度、すなわち機械抵抗の結果として必ずしも低下せず、研磨される層の研磨抵抗を低下させるためにCMP中に使用される化学成分に対する感度の増大によって低下される。] 図6b [0057] [0068] より低い研磨抵抗をもたらす充填材料で充填されたキャビティ71があるため、第1の層75の厚さは、第1の層がマーカ構造の場所でパターニングされない状況、すなわち図6aに概略的に示されている状況に比べて減少する。上述の厚さの減少の結果、作成されるマーカ構造の位相条件が異なるものになる。すなわち、位相深さもまた減少し、図6aにおけるφ1が図6bにおけるφ2になる。確立されている実質的に平坦な表面の上部上に、第3の層61を設ける。第3の層61において、当業者に知られている仕方で、たとえばリソグラフィパターニング、現像、エッチング、メタライゼーション、および研磨という後続の諸ステップによって、第1のパターンを設ける。] 図6a 図6b [0058] [0069] この第1のパターンは、ある波長の放射に対して反射性であるエレメント63を備える。反射性のエレメント63は、マーカ構造の第2の反射表面として働く。これらの反射性のエレメントは、アルミニウム(Al)または銅(Cu)を含むことができ、後者は、Cuシングルダマシンプロセスフローを使用し基板50上で集積構造を製造する場合に使用することができる。] [0059] [0070]図6bおよび図6cに示されている実施形態では、前述のエレメント63が1つまたは複数の充填キャビティ71を覆っている。その結果、キャビティは、入射放射から遮蔽される。平坦な表面の上部上には、いくつかの追加の層を設けることができ、それらの数および厚さは、手元の処理レシピによって決まる。示されていない実施形態では、キャビティ71がエレメント63によって覆われていなくてもよい。しかし、覆われていることには、マーカ構造の性能に対するキャビティ71の影響が最小限に抑えられるという利点がある。] 図6b 図6c [0060] [0071] 一応用例では、前述の研磨によって形成された平坦な表面が追加の層65で覆われ、その層65の上部上に機能層67が設けられる。ビットラインに対する記憶ノードモジュールの接続に関係する応用例では、そのような機能層は、ハードマスク層、たとえば非晶質炭素マスク層とすることができよう。そのような応用例では、追加の層65が記憶ノード誘電体であり、一方、第3の層61がビットライン層であり、そのビットライン層では、ビットラインが第3の層61内の反射性のエレメント63として働く。そのような実施形態では、1つまたは複数の充填キャビティ71が、ビットラインコンタクトおよび/またはいわゆるランディングプラグコンタクトとして働くことができる。] [0061] [0072] 別の応用例では、ハードマスク層で覆われるのではなく、追加のコンタクト層65が、異なる機能層67、すなわちカラーフィルタで覆われる。そのようなカラーフィルタを備えるマーカ構造は、電荷結合デバイス(CCD)応用例、およびCMOSイメージセンサ応用例で使用することができる。一実施形態では、カラーフィルタは、620nmと780nmの間の波長を有する放射、すなわち「赤色」光に対して実質的に透過性である。同時に、カラーフィルタは、異なる波長を有する放射、たとえば490nmと570nmの間の波長を有する放射、すなわち「緑色」光に対して実質的に不透明である。赤色光は、アライメント応用例で広く使用されている。] [0062] [0073] 本発明の実施形態は、カラーフィルタを備える構造に適用されたとき非常に有用となり得ることを理解されたい。結局、カラーフィルタは、カラーフィルタが実質的に透過性である範囲内の波長にアライメントを制限する。位相深さがそのような波長に対して最適でない場合、異なる波長、すなわちカラーフィルタが実質的に不透明である波長に切り替えても、アライメントは改善されない。そのような場合には、本発明の実施形態を適用し、異なる波長へのシフトとして位相深さを修正することができる。] [0063] [0074] 本発明の実施形態では、層61が層75の上部上に直接あることは不可欠でないことに留意されたい。上述の層75の研磨後、層61を設ける前に、1つまたは複数の実質的に透過性の層を層75の上部上に配置することができる。] [0064] [0075]図7a、7bは、それぞれ位相深さφ1、および修正された位相深さφ2を有する、基板上に設けられた第3のタイプのマーカ構造の横断面図を示す。図7aに示されている、基板50上に設けられたマーカ構造の実施形態は、図5aに概略的に示されているマーカ構造と同様である。すなわち、このマーカ構造は、トレンチ53が間にある一連のライン51の周期パターンを備える。充填材料55の層が、トレンチ53の側部および底部を覆っている。ライン51もトレンチ53も、反射性の層57で覆われている。この場合も、マーカ構造は、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面とを備える。第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件、すなわち位相深さφ1を決定する。] 図5a 図7a [0065] [0076] 異なる位相深さ条件、すなわち図7aに示されている位相深さφ1ではなく図7bに示されている位相深さφ2を得るために、図7aのマーカ構造は、図6b、6cに概略的に示されているものと同様の仕方で修正される。すなわち、追加の構造79として、1つまたは複数の充填キャビティ81が使用される。1つまたは複数の充填キャビティ81は、最前のように一実施形態では、コンタクトホール、ビア、トレンチ、または別のタイプの2次元セグメンテーションとして同様に形作られ、周期パターン内のライン内に位置する。図6b、6cに関連して述べたように、1つまたは複数の充填キャビティ81があるため、位相深さ条件は、その製造プロセス内の研磨ステップの影響を受けて修正される。] 図6b 図7a 図7b [0066] [0077] この場合も、キャビティは、タングステンまたはポリシリコンのような充填材料で充填することができる。] [0067] [0078]図8a、8bは、それぞれ位相深さφ1、および修正された位相深さφ2を有する、基板50上に設けられた第4のタイプのマーカ構造の横断面図を示す。このタイプのマーカ構造では、マーカ構造の第1の反射表面が基板50の上面に対応しない。] 図8a [0068] [0079] 前述の技法による修正されたマーカ構造の一実施形態の横断面図が、図8bに概略的に示されている。この実施形態では、追加の構造69が、やはり複数の充填キャビティ71である。キャビティ71は、タングステンまたはポリシリコンのような充填材料で充填される。キャビティ71は、コンタクトホール、ビア、トレンチ、または別のタイプの2次元セグメンテーションと同様の形状を有する。追加の構造69は現在の層95であり、さらに第1のビア層とも呼ばれる。第1のビア層95の上部上に、第2の金属層97を設ける。第2の金属層97は、第1のパターンを備え、この第1のパターンは、図6a〜6cに概略的に示されているマーカ構造内の層61内にある第1のパターンと同様の仕方で製造される。このパターンは、第2の反射表面として働くいくつかの反射エレメント99を備える。] 図6a 図6b 図6c 図8b [0069] [0080] 第2の金属層97の上部上には、追加の層を設けることができる。層の数および種類は、応用例および/または手元のプロセスレシピによって決まる。図8bに概略的に示されているマーカ構造は、CCDおよびCMOSイメージセンサ応用例で使用することができる。これらの応用例では、第2の金属層の上部上に追加のコンタクト層101が設けられ、その層101の上部上には、機能層103、すなわちカラーフィルタが設けられる。一例として、現在一般的なプロセスと共に使用されたとき、追加の構造69の充填キャビティ71は、充填材料としてタングステンで充填することができる。さらに、第2の金属層97内の反射性のエレメント99は、アルミニウムを含むことができる。] 図8b [0070] [0081] 本文中では、ICの製造時におけるリソグラフィ装置の使用を具体的に参照することがあるが、本明細書で述べられているリソグラフィ装置には、集積光学システム、磁気ドメインメモリ用のガイドおよび検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッドなどの製造など、他の応用分野があり得ることを理解されたい。そのような代替の応用分野の文脈において、本明細書で「ウェーハ」または「ダイ」という用語を使用することがあればそれは、それぞれより一般的な用語である「基板」および「ターゲット部分」と同義と見なすことができることを、当業者なら理解するであろう。本明細書で参照されている基板は、露光の前後に、たとえば、トラック(一般に、レジストの層を基板に付け、露光されたレジストを現像するツール)、メトロロジーツール、および/またはインスペクションツール内で処理することができる。適用可能な場合、本明細書における開示は、そのような、また他の基板処理ツールに適用することができる。さらに、基板は、たとえば多層ICを作成するために複数回処理することができ、その結果、本明細書で使用される基板という用語は、複数の処理済みの層をすでに含む基板を指すこともある。] [0071] [0082] 本明細書において使用されている「放射」および「ビーム」という用語には、紫外線(UV)放射(たとえば365nm、355nm、248nm、193nm、157nmまたは126nmの波長を有する放射またはその近辺の波長を有する放射)を含むあらゆるタイプの電磁放射が包含されている。] [0072] [0083] 「レンズ」という用語は、状況において可能な場合、屈折光学コンポーネント、反射光学コンポーネント、磁気光学コンポーネント、電磁光学コンポーネント、および静電光学コンポーネントを含めて、様々なタイプの光学コンポーネントのいずれか1つ、または組合せを指すことがある。] [0073] [0084] 上記では、本発明の特定の実施形態について述べたが、本発明は、述べられているものとは別の方法で実施することができることが理解されるであろう。たとえば、本発明は、上述の方法について説明する機械可読命令の1つまたは複数のシーケンスを含むコンピュータプログラム、あるいは、そのようなコンピュータプログラムが記憶されたデータ記憶媒体(たとえば、半導体メモリ、磁気ディスク、または光ディスク)の形態をとることができる。] [0074] [0085] 上記の説明は、制限するものでなく、例示的なものであるものとする。したがって、以下で述べられている特許請求の範囲から逸脱することなしに、述べられている本発明に修正を加えることができることが、当業者には明らかであろう。]
权利要求:
請求項1 基板の、また基板上に設けられた光学アライメント用のマーカ構造において、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面であって、前記第1のレベルと前記第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件を決定する、第2の反射表面と、マーカ構造の製造中に前記離隔距離を修正する追加の構造とを備えるマーカ構造。 請求項2 前記追加の構造が、前記第1の反射表面および前記第2の反射表面両方の1つの側で配置される充填材料の層を備える、請求項1に記載のマーカ構造。 請求項3 前記充填材料がタングステンを含む、請求項2に記載のマーカ構造。 請求項4 前記追加の構造が、前記第1の反射表面と前記第2の反射表面との間のレベルで配置される、請求項1に記載のマーカ構造。 請求項5 前記追加の構造が、前記第2の反射表面によって覆われるように配置される、請求項4に記載のマーカ構造。 請求項6 前記追加の構造が、充填材料で充填されたキャビティを備える、請求項4に記載のマーカ構造。 請求項7 前記追加の構造が、タングステンおよびポリシリコンのうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載のマーカ構造。 請求項8 前記第1の反射表面が、マーカ構造が設けられる前記基板の表面に対応する、請求項4に記載のマーカ構造。 請求項9 前記第2の反射表面の上部上に追加の層が設けられ、前記追加の層の上部上に機能層が設けられる、請求項4に記載のマーカ構造。 請求項10 前記追加の層が記憶ノード誘電体であり、前記機能層がハードマスク層である、請求項9に記載のマーカ構造。 請求項11 前記ハードマスク層が非晶質炭素マスク層である、請求項10に記載のマーカ構造。 請求項12 前記追加の層が追加のコンタクト層であり、前記機能層がカラーフィルタである、請求項9に記載のマーカ構造。 請求項13 前記カラーフィルタが、620nmと780nmの間の波長を有する放射に対して実質的に透過性である、請求項12に記載のマーカ構造。 請求項14 基板上でマーカ構造を形成する方法であって、基板上で第1の層を形成し、間にトレンチを有する一連のラインを含む周期構造を含む第1のパターンを前記第1の層内に作成すること前記第1の層内の前記第1のパターンの上部上に第2の層を形成し、前記第1の層内の前記一連のラインが現れるまで前記第2の層を研磨すること、ある波長の放射に対して反射性である第3の層を、前記第2の層の上部上に形成することを含み、前記第2の層の厚さが、前記一連のラインの上部上の前記第3の層の表面と、前記間にあるトレンチの底部における前記第3の層の表面との間で、ある離隔距離が確立されるように選択される方法。 請求項15 前記第2の層が、タングステンおよびポリシリコンからなる群から選択された材料を含む、請求項14に記載の方法。 請求項16 前記第3の層が金属層である、請求項14に記載の方法。 請求項17 前記研磨することが、化学的機械的研磨を含む、請求項14に記載の方法。 請求項18 前記第1のパターンが複数のホールをさらに含んでおり、前記第2の層を設ける前に前記複数のホールを充填材料で充填することをさらに含む、請求項14に記載の方法。 請求項19 前記充填材料が、タングステンおよびポリシリコンのうちの少なくとも1つを含む、請求項18に記載の方法。 請求項20 基板上でマーカ構造を形成する方法であって、ある波長を有する放射に対して反射性の表面を有する基板を用意し、前記基板の前記表面が前記マーカ構造の第1の反射表面を含むこと、電気絶縁層を含む第1の層を前記基板の前記反射性の表面上に設けること、前記第1の層内に追加の構造を形成すること、充填材料を含む第2の層を前記第1の層の上部上に形成すること、実質的に平坦な表面を形成するように、前記追加の構造が現れるまで前記第2の層を研磨すること、前記実質的に平坦な表面の上部上に第3の層を形成し、第1のパターンを前記第3の層内に形成し、前記第1のパターンが、前記ある波長を有する放射に対して反射性のエレメントを含む周期構造を備えかつ前記マーカ構造の第2の反射表面を含むことを含む方法。 請求項21 前記周期構造の前記反射性のエレメントが、実質的に前記追加の構造を覆うように配置される、請求項20に記載の方法。 請求項22 前記追加の構造が、少なくとも1つの充填キャビティを備える、請求項20に記載の方法。 請求項23 前記追加の構造が、タングステンおよびポリシリコンのうちの少なくとも1つを含む、請求項20に記載の方法。 請求項24 前記第1のパターンを備える前記第3の層の上部上に、追加のコンタクト層として第4の層を形成し、前記第4の層上に第5の層として機能層を形成することをさらに含む、請求項20に記載の方法。 請求項25 前記追加の層が記憶ノード誘電体であり、前記機能層がハードマスク層である、請求項24に記載の方法。 請求項26 前記ハードマスク層が非晶質炭素マスク層である、請求項25に記載の方法。 請求項27 前記追加の層が追加のコンタクト層であり、前記機能層がカラーフィルタである、請求項24に記載の方法。 請求項28 前記カラーフィルタが、620nmと780nmの間の波長を有する放射に対して実質的に透過性である、請求項27に記載の方法。 請求項29 放射ビームを提供する照明システムと、前記放射ビームにその断面でパターンを与えるパターニングデバイスを支持するサポート構造と、基板を保持する基板テーブルと、パターン付きビームを前記基板上で露光する投影システムと、前記パターニングデバイスの位置に対する前記基板の位置を検出する基板アライメントシステムとを備えており、前記基板が少なくとも1つのマーカ構造を備え、前記マーカ構造が、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面であって、前記第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件を決定する、第2の反射表面と、マーカ構造の製造中に前記離隔距離を修正する追加の構造とを備える、リソグラフィ投影装置。 請求項30 基板をリソグラフィ投影装置内で位置合わせする方法であって、前記リソグラフィ投影装置が、放射ビームにその断面でパターンを与えるパターニングデバイスを支持するサポート構造と、基板を保持する基板テーブルと、パターン付きビームを前記基板上で露光する投影システムと、少なくとも1つの光源、センサデバイス、およびプロセッサを備え、前記パターニングデバイスの位置に対する前記基板の位置を検出する基板アライメントシステムとを備えており、前記基板アライメントシステムによって実施される方法において、第1のレベルにある第1の反射表面と、第2のレベルにある第2の反射表面であって、前記第1のレベルと第2のレベルとの間の離隔距離が位相深さ条件を決定する、第2の反射表面と、マーカ構造の製造中に前記離隔距離を修正する追加の構造とを備えるマーカ構造を狙う少なくとも1つのアライメント放射ビームを生成すること、前記マーカ構造から反射された光信号を検出すること、前記基板の位置を前記センサデバイスに関連付ける情報を含むアライメント情報を前記光信号から決定することを含む方法。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-27| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120126 | 2012-04-27| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120426 | 2012-07-18| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120717 |
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